経鼻インフルエンザ予防接種(フルミスト)
当院では、インフルエンザ予防接種(従来の注射)だけでなく、フルミスト(経鼻ワクチン)を行っています。
当院で接種できるワクチン
- インフルエンザ予防接種(注射)
- 公費インフルエンザ予防接種(高齢者など)
- フルミスト(経鼻ワクチン)
フルミストの特徴
スプレーで痛くないワクチン接種
フルミストは、鼻にスプレーするタイプのインフルエンザワクチンです。注射のような痛みがなく、針が苦手なお子さんにもおすすめです。
1回で接種終了
従来のインフルエンザワクチンは、13歳未満のお子さんの場合、2回接種が必要でした。フルミストは1回の接種で完了するため、通院の手間も減らせます。
効果が長続きする
フルミストは「生ワクチン」と呼ばれる種類で、体の中で自然な免疫がつくられやすいのが特徴です。従来のワクチンよりも効果が長続きし、およそ1年間しっかりと免疫が保たれるとされています。季節外れの流行が心配な今、長期的な効果は大きな安心材料になります。
経鼻インフルエンザ予防接種(フルミスト)予約について
当院の経鼻インフルエンザ予防接種(フルミスト)は、完全予約制です。
予約期間
2025年09月17日(水) ~ 2025年12月17日(水)
予約方法
経鼻インフルエンザ予防接種(フルミスト)接種について
接種期間
2025年10月01日(水) ~ 2025年12月17日(水)
※ワクチンがなくなり次第、終了いたします。
接種対象年齢
2歳から19歳未満です。
料金
8,000円
接種当日の持ち物
- 診察券
- マイナンバーカード/保険証
- フルミスト予診票
- (15歳以下の方は)母子手帳
- (お持ちの方は)医療証
- (お持ちの方は)補助券
※補助券を利用される場合は、受付時にお申し出ください。
副反応・リスク
接種後2~8日ほどで、鼻水、鼻づまり、のどの痛みなどの風邪に似た症状が見られることがありますが、ほとんどは自然に軽快します。ワクチンが喉に流れて違和感を覚えたり、飲み込んでしまうこともありますが問題ありません。この時期にインフルエンザ検査を行うと、ワクチンの影響で陽性になることがあります。
ごくまれに、アナフィラキシーショック(じんましん、呼吸困難)、喘息の悪化のような重い副反応が起こる可能性もあります。
また、接種後1週間ほどはワクチンウイルスが体外に排出されるため、免疫力が低下している方との密接な接触は控えてください。
フルミストがうてない方
- 37.5℃以上の発熱がある方
- 重篤な急性疾患、慢性疾患(心血管系、肝臓、腎臓、血液疾患)がある方
- 喘息のコントロールの不良の方
- 免疫不全、または免疫不全の人と接触する機会がある方
- 副腎皮質ホルモン剤(経口剤、注射剤)、免疫抑制剤(経口剤、注射剤)を使用している方
- アスピリンを内服中の方
- 重度の卵アレルギーがある(アナフィラキシーをおこしたことがある)方
- ゼラチンアレルギーがある方
- 鼻づまりが強い方や鼻の処置が苦手で大泣きしてしまう方などは、ワクチンが鼻の奥まで届かず効果が不十分となってしまう可能性がありますので、注射のワクチンの方がおすすめです。
- アトピー性皮膚炎の治療で、デュピクセント®などの生物学的製剤を使用中の方は、生ワクチンである「フルミスト」は使用できませんので、従来の「注射型」のワクチンの接種をお願いします。
注意点・補足
- 予防接種を受けてからインフルエンザに対する抵抗力がつくまでに2週間~4週間程度かかるとされています。このため、インフルエンザが流行する期間(1~3月)の前に、10月頃から12月中旬までに接種を受けておくことをお勧めします。
- キャンセルをされる場合は、前日までにご連絡ください。
予診票ダウンロード
待合室の混雑緩和のため、予診票は自宅で印刷・記入後、接種当日に持参いただきますようご協力をお願いいたします。






